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園のダイアリー

作品展に出品した3歳以上児の絵画

2019年1月19日

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1月19日(土)に早稲田リサーチパークにて、本庄市内の保育園園児の作品を一堂に展示する、恒例の「作品展」がありました。先日回収した保護者アンケートの中に、「梅花保育園の園児の絵画はどれも同じような描写でその子らしさが感じられない」といった内容のご意見だったかと思います。もっともなご意見だと、こうしたご意見をいただいたことに感謝しています。この描画の指導は白石潔画伯のご指導によるものです。当時指導を受けていた職員が、その指導を守って今に伝えているものです。

3歳児の絵のテーマは雪だるまです。3歳児はリンゴやミカンといった果物をこれまで描いてきました。リンゴを描くときは、初めに黄色で塗り込んだのちに赤い色を重ねると、何とも言えないリンゴの色になります。今回出品した雪だるまは、今までよりも難しいテーマでしたが、みんな頑張ったと思います。

4歳児は「自分の顔」です。この「顔」については、1年間の間に必ずしっかり取り組むテーマです。顔と体のバランスを知ったり、目や口、鼻などの顔のパーツをしっかりとらえることは、人形のような人ではなく、本物に近い人を描くことで子ども達の表現の可能性を広げたいと考えています。きれいではなく、自分の顔に真剣に向き合った結果の子ども達の顔です。ぜひ、一人一人の健闘をほめてあげてください。

5歳児年長児の作品です。男児は「恐竜」女児は「花」をテーマに描いています。塗り込みも構図も、その子なりの工夫やオリジナリティーが感じられます。年長児は、白石画伯が描いてくれた、「お手本画」を見ながら、自分で思い思いの恐竜の世界を表現します。

最近では、毎年5月の連休あたりの土曜日に年一回の「酒井式描画法」とし て、研修会が開催されます。小さいころに酒井画伯の指導をうけた人の決して少なくない人が芸大に入ったりしているとのこと。私たちも、難しいテーマを丁寧な指導の下に、最後まで描くことができます。白石画伯と酒井画伯は、その指導方法のもとになる考えがかなり似ていると感じます。この描画の指導の考え方について、ご説明の機会を持ちたいと思います。

 

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